感情のデトックスとして本を読み、文を書く

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ここ最近、なんだか体調が良くありません。やれ頭痛だ、やれ腹痛だといってはTwitterでひーひー言ってます。これでも一応高校時代はインターハイ選手だったわけなんですが、いつからこんな病弱な身体になったのか甚だ疑問。

つい先日には、ストレス性なんちゃらの初期症状と言われて気分までダウンしています。自分のストレスに対して無自覚になるなんて、自分らしくないなあとベッドの中で思いつつ。まあなってしまったもんは仕方ない、ストレスの原因を考えてしっかり休みます。

 

とにかく読みまくる

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ストレスといえば、ストレス発散法ってあるじゃないですか。運動したりカラオケに行ったり、はたまたお酒を飲みまくって潰れてみたり、人によって色々な方法があると思うんですけど、自分の場合は「とにかく文章を読みまくる」ということをしています。ネット上に転がっているコラムだったり、本や雑誌などとにかく色々なジャンルの文章を読みあさります。

ストレスが溜まってイライラしたりモヤモヤしている状態を想像すると、どこにも行き場のないどす黒い感情の塊が、頭のなかをスカッシュのボールのようにポンポン跳ねまくってるイメージが浮かびます。

その塊が「おれはどこにいけばいいんだあああああ」と叫びながら、バッコバコ頭の内側にぶつかりまくってる感じ。ストレスは頭だけで感じるものではないかもしれないけど、身体の気だるさや胸のむずむずは全てここから始まってるんじゃないかなあと思ってます。

 

感情もデトックスできる

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「朝起きてすぐに水を飲むと、身体の老廃物が流れて体内のデトックスになる」という美容法があります。自分も、何度か試したことがあります。これの効果が本当かどうかは知りませんが、確かに何となく古いものが新しいものにぎゅーって押し出されて、全体的に綺麗になっていく感覚はしました。

まだ眠っている身体全体にひんやりとしたものがゆっくりと巡り、体内がじわぁって綺麗になっていく感覚ってすごく気持ちいいですよ。共感してくれる人がいたら嬉しい。

 

これは、ストレス発散の方法にも応用できるって思ってます。いつまでも古く淀んだ感情が頭に残って、それが原因でイライラしたりモヤモヤしてるのであれば、綺麗な新しい感情を押し込んであげればいいんじゃないかなと。ところてんみたいに、とにかく余計な感情をむりやり外に押し出してみればいいと思うんです。

もとより、そこまで単純であればそもそも苦労はしないでしょう。しかし、文章と触れて自己対話の回数を増やしていくうちに、いつの間にかイライラの種が消えていたりすることは体験済みです。

 

「ひとりごと」を増やしまくる

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ここでいう自己対話とは、頭の中でひたすら繰り返す「ひとりごと」のことです。わざわざ口に出しては言わないけど、頭の中でぶつぶつ言っているということはよくあるでしょう。電車のなかで足を踏まれた時「おいふざんけんなよ!」みたいな。そいうことって、人として当然のことらしいです。人は日常的に、脳内で自分自身と数百回、数千回と自分自身との会話を重ねるそうです(回数はうろ覚え)。

しかし、それは何かしら新しい情報が脳内に入ってこないと起こりません。視覚的であれ聴覚的であれ、新しい情報に触れた時初めて自分の意見や感覚が生まれ、そこから脳内会話が始まるのです。とにかく多くの情報を脳内にぶち込みそれに対する思考を巡らせれば、気付いたらいつの間にか、古い感情はどこかへ押し出されているかもしれないということはざらにあります。

 

そのような考えのもとで、私はストレスが溜まって感情のデトックスをするときには、とにかく文章を読みまってインプット量を増やしまくります。他に、映画や音楽に浸りきってみるというのでもOK。

よく「スポーツで身体を動かしてストレス発散をする」という人がいますが、個人的には、思いきり身体を動かすということをストレス発散にはしません。なぜなら、一瞬吹き飛んだように思える感情が、実はまだ頭の底の方に隠れていて復活してくるということがあるからです。個人的な体験として、思いっきり楽しんだ後、1人で冷静になった時に前の感情がぶり返してくることがよくあるからというのも理由の1つですね。

とにかく落ち着いて文章と向き合って新しい思考を巡らせ、時にはそれをアウトプットすること。それが自分にとっての感情のデトックスであり、ストレスを溜めすぎないようにするための最適な方法なのかなと思っています。ここ最近体調が優れないのは、それをしていなかったからなのかも知れません。