浪人時代を思い出してみたら、今って結構いい感じに生きてるって思った話。

 

つい先日、三宅瑶ちゃん(@yo_0104)が書いた「私は、浪人生が好きなんです。」という素敵な記事を読んで、「ああ、そういえば自分も浪人だったなあ」とふと思い出したので、瑶ちゃんの記事を引用させて頂き、少し振り返ってみることにしました。

 

184424801

 

知ってる人も多いですが、僕は1年間地元で浪人して今の大学に通っています。明確な目的に対してはすごくコンスタントにやるタイプなので、「友達を作らない」とか「休憩は必ず1人でとる」といったルールを自分で決めて、毎日予備校に篭って勉強していました。(そこまでして今の大学かよっていう意見はここでは置いといて…)

 

さて、瑶ちゃんのブログの中にはこんな一節が。

私が高校時代で後悔することを挙げるならば
迷わず”浪人しなかったこと”だと答えます。
『もっと勉強してればあの大学に…』とか、そういうのではなくて
初めて自分を深く考える瞬間
浪人という時間にあると思うのです。

まさにその通りで、僕は浪人中に初めて、それまでふわふわしていた自分の内面と向き合うことが出来たと思っています。というか、自分がすごくふわふわしていたということにさえも、その時気付いたんですが。

それはなぜかというと、浪人中の自分は良い意味で「視野が狭く」なっていたんです。それもそのはず、浪人生全員の目標は「志望校に合格すること」しかないですから。「視野が狭い」というのは一般的に悪く捉えられがちですが、僕はそれでもいいと思っています。というのも、視野が狭いからこそ見えてくる世界もあるからです。

僕の場合、浪人時代はずっと孤独でした。ご飯も1人でとるようにしていたし、なるべく会話もしないようにしていました。それは一応目標から逆算した自分の戦略だったため意識的にそうしていたからいいのですが、やはり孤独になると見えるものは自分だけなんですね。良くも悪くも。

 

 

141475402

はじめて未来を見つめたあの1年間が
きっと今の行動を生み出していて

 

孤独の中で考えていたことは、「自分はこの先何をしたいか」これに尽きます。休憩中はいつも「あー大学生になってなにやろうかなー」って、ずっと考えてました。この時点では他の人なんかどうでもよくて、自分。ひたすら自分。

社会で一生懸命働くために大学をいかに過ごすかというビジョンを描くことに、休憩時間の大半を費やしていました。実は、これってかなり大変なことなんです。今だからこそ色々な情報を知っているが故に多様なビジョンを描くことが出来ますが、同時の自分には目の前の勉強しか無かったため、思うように未来が描けないということに相当苦しみました。

しかし僕はその見える世界が狭い状況下で、常に出来るだけ多くのものを見ようとしていました。この過程があったからこそ、今の自分がいるんだなあと感じています。

余談ですが、暇な時間の時に「自分とは一体何なのか」みたいな哲学的な自己理解と深めていく方向には一切向かなかったですね。これは持論ですが、人間が哲学的な思考をする時は大抵時間を持て余している時だと思うんです。だから僕も含めた時間がたっぷりある多くの大学生の間では、自己理解系のイベントが流行するのだと考えています。(それが良いとか悪いとか言っているのではなく、そういう所感ですということ。)

 

 

112156199

気づいていないかもしれないけれど
間違いなく浪人は強みなんです。
今はもう浪人生になれないけれど
私も負けたくないなあ、と日々思っているのです。

 

なんだか偉そうに書いてますが、色々な場所に行って常々思うのは、浪人をせずに様々なことに挑戦している人達はやっぱりすごいなあってことです。それが団体で活動する人、起業する人、大学の勉強をものすごく頑張っている人など、とにかく脇目もふらず自分のことを一生懸命に頑張れる人はすごいって、心から思います。

浪人は強み?いやいや、そんなことはありません。浪人は確かに貴重な期間ではありましたが、根本では誰もがどこかで負い目を感じているのです。

それは自分自身に対してなのか、親に対してなのか、世間に対してなのかは人それぞれですが、多くの人はそれをコンプレックスだと、表には出さないけど心の何処かで感じている、だからこそ頑張らなきゃって気持ちになるんだと思います。僕からすれば、あの1年間を経ずに立派に頑張っている人の方が、圧倒的に尊敬に値する存在です。

 

 

77189522

 

 

なんだかこんなことを考えていると、久しぶりにあの頃の気持ちが蘇ってきます。自分はいま、あの頃思い描いていた未来を生きているのか。正直、あの頃描いた未来よりもはるかに良い今を生きている気がします。先輩や友人、社会人の方々にも恵まれ今があります。

これからも欲しいモノ・なりたい自分を常に追い求め続ける姿勢、その在り方こそが浪人時代目指していた自分なんじゃないかなと、今となっては思う次第でございます。

紆余曲折ありましたが、思ったよりもいい感じで生きてるなあって思いました。まる。

 

広告